三井住友銀行のiDeCo(イデコ)をご紹介します。
日本を代表する銀行であり、メガバンクの一角である三井住友銀行もiDeCo(イデコ)を提供しています。
ただし。
他のメガバンクと同様に力を入れているとは言えません。
とりあえず、サービスラインナップとして置いているだけという印象が強く残りました。
とくに際立った特徴がないことも理由の1つですが、運営管理手数料の金額も高額に設定されていること等から判断できます。
それでは、三井住友銀行のiDeCo(イデコ)をまとめていきます。
三井住友銀行iDeCo(イデコ)の商品構成
三井住友銀行iDeCo(イデコ)で投資が可能な商品をご紹介します。
商品はあまり多くありませんが、バランスよく揃えていると言えます。
定期預金
- 三井住友銀行確定拠出年金定期預金(3年)
- 三井住友銀行確定拠出年金定期預金(10年)
国内債券
- 三井住友・日本債券インデックス・ファンド
国内株式
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- 大和住銀DC日本株式アクティブファンド
外国債券
- 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)
外国株式
- 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
- 大和住銀DC海外株式アクティブファンド
- 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
不動産
- 野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)
バランス型
- 三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)
- 世界国債プラス
- 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
- 三井住友・DC年金バランス50(標準型)
- 三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
以上が、三井住友銀行で投資が可能な商品になります。
比較的、信託報酬が安く設定されている商品を揃えています。
三井住友銀行iDeCo(イデコ)の手数料
iDeCoを利用する上で、欠かせない手数料の詳細をご紹介します。
iDeCoは大きく分けて4つの手数料があります。
- 国民年金基金連合会:新規加入手数料(一律:2,777円)
- 国民年金基金連合会:月額手数料(一律:103円)
- 運営管理手数料:月額手数料
- 事務委託先金融機関手数料:月額手数料(一律:64円)
この4つの手数料のうち、3つはどこの金融機関で口座を開設しても一律です。
問題は3つ目の手数料「運営管理手数料」になります。
この運営管理手数料は金融機関ごとに自由に設定できるからです。
運営管理手数料は毎月、差し引かれる手数料です。
運用期間が長い、iDeCoだからこそ、この運営管理手数料が安い金融機関で開設することが重要です。
新規加入手数料 | 2,777円 |
国民年金基金連合会:月額手数料 | 103円 |
運営管理手数料 | 255円 |
事務委託先金融機関手数料 | 64円 |
三井住友銀行の運営管理手数料は「255円」に設定されています。
他のメガバンクと足並みをそろえた金額設定と言えます。
運営管理手数料を無料に設定する金融機関も増えていますので、あえて高額な手数料を設定している金融機関で加入する理由はありません。
まとめ
今回は三井住友銀行のiDeCo(イデコ)をご紹介しました。
おさらいしておきましょう。
- 商品はバランスがよい
- 運営管理手数料が高額
先ほども触れましたが、あえて三井住友銀行でiDeCo(イデコ)へ加入する必要はないと言えます。
他にも金融機関はたくさんあるので、よく比較検討した上で加入することをおすすめします。